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執筆者の写真ヤマウラ

睡眠の質を上げる

更新日:2021年4月22日



この記事は前回のダイエッターの見方は睡眠だった!の続きです。

ダイエットの効果を上げる睡眠について気になる方はそちらも合わせて読んでみて下さい。



前回の記事を読んでいただいた方は

「成長ホルモン凄く便利じゃないか!」と考えたと思います。

事実、寝てるだけでダイエットの効率を上げられるならこれほど楽で嬉しい事はないですよね。


ただ、成長ホルモンをちゃんと出すのには押さえておくべきポイントがあるので、是非知っておいて下さい。成長期の子供にも勿論おすすめです。



ポイントは2つ


・入眠3時間が勝負

・布団と体との接地面積を増やす


です。


まず1つ目、入眠から3時間が勝負、についてですが、

皆さんは成長ホルモンが出る睡眠のとり方をご存知ですか?


「知ってる、知ってる。成長ホルモンは夜の10時〜2時までに寝ればいいんでしょう。」


と思う方もいらっしゃるかも知れません。

以前は成長ホルモンにはゴールデンタイムというものがあって、夜10〜2時の間に寝る出ると言われていました。

ですが、そのゴールデンタイムの説は否定されています。


夜型の人やショートスリーパーは少数ですが居ます。そしてそんな方たちでも睡眠の質が良ければ成長ホルモンは出ます。

つまり睡眠の時間帯の問題ではないのです。


では何が成長ホルモンを出すきっかけになるのでしょうか?


それは入眠から3時間をぐっすり寝れるか、がポイントになります。


この3時間の睡眠の質で成長ホルモンの分泌が左右されるます。ベッドに入ったらぐっすり眠ることを心掛けましょう。そのためには以下の事を気を付けてください。

・寝る前はブルーライトを避ける

・室内の蛍光灯を消しダウンライトを使う(または蛍光灯の明るさはできるだけ下げる)

・ご飯は寝る2時間以上前に終える






ブルーライトは脳を覚醒させる作用があります。なので寝る時間にはなるべく浴びないようにしましょう。ブルーライトはスマホ、PC、TVから出ています。ブルーライトカットのアプリを入れたり、ブルーライトをカットする画面シートなどが対策としておすすめです。

逆に朝起きるのが苦手な人は朝これらを逆に積極的に使うといいと思います。ただ、いくら体を起こすためといってもほどほどにしておきましょう。


また、蛍光灯の明かりは夜寝る準備を行うためにはまぶしすぎます。

寝ることを体に知らせるためにも部屋の照明の明度を落としましょう。ダウンライトやデスクライトに常夜灯モードがある物が売っています。また間接照明などをうまく使っていきましょう。


そして、ご飯は寝る2時間以上前にとりましょう。

糖質を含むご飯類を食べると寝つきが悪くなりますので、夜ごはんが遅くなってしまう方は最低でも寝る2時間前に食べ終えるよう気を付けてください。



そして2つめのポイント「布団と体との接地面積を増やす」は、実は姿勢が悪いほど寝て休んでいるはずなのに体が緊張し続けてしまう場合がある、というものです。



猫背の人は肩が前に出ているので、仰向けで寝ている時に肩が浮く傾向にあります。自分の肩はどうか、仰向けで寝て確認してみてください。

そして肩だけではなく腰も、反り腰の人は腰が浮いてしまいます。こぶしが入るようならば要注意です。



この浮いた状態というのは無意識下で筋肉を使って体を浮かせている状態です。本来ならば力を抜けばだらりと弛緩して布団にくっつくはずが、力を抜けずにいるのでこの浮いている部分の周囲の筋肉は寝ている間も頑張って力み続けているのです。

腰や肩が寝ても疲れているのはこれが原因の1つになります。この状態では残念ながら質の良い睡眠をとっているとは言えません。

全身のストレッチをしたりして、体を緩める、ほぐす、を行うようにしてください。

プロに依頼するのならば姿勢を改善する整体がおすすめです。当院だと姿勢矯正、全身整体になります。




睡眠は体を回復するための重要な時間です。また活動時間の下がっている睡眠時間は細胞が能力を発揮する大事な時間です。この睡眠の質で日中の私たちの活動の質も左右されてしまうのです。


睡眠を軽視せずに、できることから始めてみましょう!

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