産後の骨盤矯正に興味はありますか?
将来出産をする場合はやりたいな、や別にいらないと思うでしょうか。
もしくはもう出産することはないので興味がないでしょうか。
様々なケースがあるのですが、女性一般のお話をいうと
自分でできるなら自分で。できないなら骨盤矯正をやった方がよい、というのが結論です。
プロに頼むか自分でやるか、どちらにしろ骨盤のケアは女性にとって大事です。
妊娠中、胎児が大きくなるにつれお腹を支える為に母体の骨盤は広がります。
また出産において陣痛を迎えると骨盤は胎児を通すために最大値に広がります。
出産を終え胎児が不在になると、その後骨盤は正常位置に閉じようとします。
なのですが、出産から半年経って例えば体重が戻っても妊娠前のジーンズかはけないままの人は多いと思います。
それは骨盤が閉じきらず、途中で引っかかってしまっているからです。
私自身は3回の出産を経験しています。
出産後の育児はとてもハードです。
母体は回復期であるにもかかわらず、出産後当日もしくは翌日から新生児のお世話が始まります。
今までママのお腹にいた子は光や環境音、1日は24時間でママやパパとの生活リズムというシステムに一生懸命対応しようとします。
暑い寒い、お腹が減る危機感、うまく眠れない不快さなどなど、赤ちゃんも必死なのです。
そんな必死な生命のお世話にあたるママも必死です。
抱いてあやし、何十回とかがんでおむつを替え、家事をこなし・・・一息ついたと思えば赤ちゃんが泣き始める・・・ループ。
本来疲労は体を程よく動かすし、睡眠によって回復していきますが、赤ちゃんが24時間のリズムに慣れてくれるまでは睡眠をしっかりとれなくなるママは多いでしょう。
抱っこや中腰により腰痛になるのはそのためです。
産後に自分で行う骨盤のケアとしては、2つあります。
①骨盤ベルトをつける
②筋トレをする
出産直後のママは、骨盤ベルトは最初柔らかい素材の物から始めましょう。
特に帝王切開をした方は傷口に当たると不快だと思いますので、細い柔らかい物から初めて大丈夫です。
というのも、出産後のママはへとへとですので、隙あらば体を休めた方がいいからです。横になっても苦しくないものをつけていただき、なるべく骨盤ベルトを使い続けてください。
柔らかいものはこんな感じのものがおすすめです。
当院ではファイテンのスポーツ用のベルトを扱っているのでそちらは伸縮性も高いので着け心地がよく優しくささえてくれるのでそちらもおすすめです。ファイテン商品は筋肉を柔らかくする加工がされているので、血流改善による疲労回復が高いと感じているので個人の感想でありますがおすすめです。
そして体や生活習慣に合わせて固定力のあるものに移行していきましょう。
固定力のあるものはこれくらいのものです。
帝王切開後は痛いので、こちらは半年後や傷口を触ったり押されても怖くなくなってからつけましょう。
将来にわたり今後ずっと使えるものですので、買って損はありません。
腰痛は現代病ですので、将来的にも必要になりますし、一家に一つかると便利です。
ただ動きづらければ、柔らかいもののままで大丈夫です。
そして、骨盤ベルトと並行して筋トレも行いましょう。
最初は骨盤ベルトをしたまままの筋トレがおすすめです。骨盤が不安定なまま筋トレを行うとかえって痛めてしまう場合がありますので、腰回りの筋力と柔軟性ができるまでは骨盤ベルトをしたまま行ってください。
筋トレはスクワットがおすすめです。お尻を突き出すように行い膝を痛めないようにしましょう。鏡を見ながらフォームを確認していただくといいと思います。お腹の筋肉を意識しながら行うのがおすすめです。体に無理のない回数からスタートし15回を目標にしましょう。
あとは徐々に回数を伸ばします。
1回の筋トレで何回できるか、というより1日合計何回できるか、の方が大事です。
スクワットを一日100回行うと痩せやすいという研究があったので、それを目標にしてみてもいいかもしれません。
毎日無理のない範囲で骨盤ベルトで引き締めを、筋トレで柔軟性と筋力をつけて定着をはかります。
ただ、私もセルフケアで骨盤の調整をしようと挑戦しましたが結果が上手く出ませんでした。私の場合は座る時間が長くスクワットは1日30回程度で回数も伸びず結果腰痛が出ました。
ジーンズははけましたが、1年後のチェックで骨盤の歪みが残ってしまったので施術を受けました。
また女性は排卵と月経のリズムに合わせて骨盤が不安定になりやすいので、ご自身でのケアが中々進まない方は施術をおすすめします。
セルフケアをするにしても、施術を受けながら行う方が効果が高く早いと思いですよ。
腰痛は体のバランスを崩しやすいので、背中や股関節に負担がかかったりもします。
しっかりケアしていきましょう!
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